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3月の米・新築住宅販売統計の見方

3月の米・新築住宅販売統計の見方:

「年初来の住宅市場に対する認識を一変させる内容」

3月の米・新築住宅販売戸数は、季節調整済み年換算32.8万戸(前月比7.1%減)で、ロイターによると、「4カ月ぶりの低水準となった」。ところが、事前予想の31万戸(前月比ほぼ横ばい)を上回った。前月比7%減であるのに、前月比横ばいとの予想を「上回った」という複雑なことになったのは、2月分が31.3万戸から35.3万戸に13%近く上方修正されたためである。

発表されたデータを見ると、2月分、1月分、そして昨年12月分まで改定されている。そこで、改定されなかった昨年11月の32.2万戸をベースにすると、先月発表された改定前の2月の数値は31.3万戸で、昨年11月を2.7%下回るレベルであったことになる。少なくともこの統計しかみていなかった投資家は、今年に入ってから昨日まで、米国の新築住宅市場は冴えない状況が続いているとずっと信じていたとみられる。ところが、今回出された改定値により、2月の数値は35.3万戸で、実際は昨年11月を下回るどころか、10%近く上回るレベルにあったことが明らかになった。
その結果、よく問題にされる月末在庫は、5.0ヶ月分まで改善していたことが分かった。改定前は5.8ヶ月分で、昨年11月の5.8ヶ月分から全く改善していないと思われていた。これだけみても、今回発表された3月の新築住宅販売統計は、年初からの住宅市場に対する判断を一変させるものとみることができよう。

さらに、この統計には住宅価格の中間価格と平均価格のデータも掲載されている。3月の新築住宅の価格は、中間価格(販売された物件の一番安いものから一番高いものまで一列に並べた場合に、その中心にくる住宅の価格)は23万4,500ドルで前年同月よりも6.3%高かった。1月まで10%近い下落をみせていたことを考えると、価格面でも大きな改善をみせたといえる。
一方、全体の単純平均価格をみると、29万1,200ドルで、前年同月比11.7%の上昇となっている。中間価格の2倍近い上昇率となる。これは、全体としては少数の高額物件がよく売れたため、平均価格が押し上げられたと考えられる。高額物件がかなり動いたとみることができる。
確かに、3月の住宅販売件数は前月比7.1%減で、2月の7.3%増を相殺するもので、歴史的な暖冬による一時的な活況にすぎなかった、とみる向きもあろう。しかし、3月の新築住宅価格データをみる限り、消費者のセンチメントは着実に改善していると判断される。

ちなみに、同じ日(4月24日)、S&Pのケースシラー住宅価格指数(主要20都市)も発表されている。これは2月の数値であるものの、前年比で依然として3.5%の下落と発表され、ケースシラー・米エール大学教授はロイターの取材に「米住宅市場全般については、当面は低迷が続き、回復には時間がかかる」と指摘している。
ケースシラー教授を信じるとすれば買えないであろう。しかし、24日のNY株式市場では、住宅建設株が軒並み上昇した。市場はケースシラー住宅価格指数について、2月の季節調整前の前月比は0.8%下落し2002年1月以来の低水準になったものの、「季節調整後」の「前月比」が「0.2%上昇」で、10ヶ月ぶりに上昇に転じたことを好感したと伝えられている。かなりとってつけたような説明であるものの、おそらく株式市場は、住宅市場の深部になんらかの変化を感じていると思われる。


by Ochorin`s friend



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