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カンボジア証券取引所上場1号予定 テレコム・カンボジア - カンボジア訪問記 その2

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カンボジア証券取引所上場一号予定
 
テレコム・カンボジア   




カンボジアの首都プノンペンでは、証券取引所開設第一弾の上場銘柄であるテレコム・カンボジア(TC)のCEOにお会いし、お話をお伺いする事ができました。


(Telecom Cambodia 本社前 ochorin撮影)

TCの主要な事業は、固定電話、光ファイバーの回線ネットワークの運営、国際電話、ISPサービスなどに分かれています。

カンボジアの人口は約1400万人ですが、固定電話の利用回線はたった3万回線だけだそうです。 
しかも、VoIPの発達で、固定電話の売り上げは年々減少との事。
一方で、携帯電話の利用者数は700万回線と、人口の半分が携帯電話を所有している計算になります。しかし、一人で複数の携帯を所有している人も多いようですので、実際の利用者は700万人を下回ると思います。

携帯の利用者が固定電話の加入者数を大きく超えるのは今世界的に皆そうなっていますので、驚くには値しません。
カンボジアには既に9つの携帯電話の会社があるようで、彼らは4Gのサービスを提供する事により携帯事業に参入していきたいという事でした。 ただ、その為に必要な資金は5000万ドルくらいという事でどうやって資金調達を行うかが現在に悩みの種のようです。 

また、TCはカンボジア全土にある光ファイバーの回線ネットワークを保有していますので、そのネットワークを利用しWIMAX業務を始める意向があるようです。

2009年の売り上げは2900万㌦、10年が3100万ドル、また11年は3400万ドル、一方、ネットインカムは同期間400万ドルと変わらずという事です。 トップラインが伸びても、ボトムラインは増えないという典型的な国定企業だと思いました。

現在国際電話の通話料金の51%は国に支払っており、TCは残りの49%しかもらっておらず、CEOは将来的には政府への支払いを30%へ下げていきたいとおっしゃっていました。

どの国でもそうですが、携帯事業をやっていない通信会社は収益構造的に儲けにくくなっていますから、上場後4G事業が成長のキーかと思います。


カンボジアの証券取引所の成立にいたるにあたっては、韓国取引所がかなり積極的に働きかけをしました。
その努力が実り、カンボジア証券取引所はカンボジア政府と韓国取引所との合弁となります。

同じように来年開設される予定のラオスの証券取引所も同じスキームのようで韓国が絡んでいます。

モンゴル証券取引所も海外の証券取引所との提携を模索していますが、同じように韓国勢も名前が挙がっています。

日本の証券取引所の名前は聞きません。せっかく歴史のある、アジアを代表する証券取引所の一つである東京証券取引所も積極的に出て行くべきだと思いますが、そういう発想はないんでしょうね。 それからすると韓国のアグレッシブさはこんなところでも関心させられます。

ちなみに、カンボジアにいる韓国人の数は4千人程度らしいのですが、日本人は1000人くらいなんだそうです。
韓国からは大韓航空と、アシアナ航空の両方がカンボジアに乗り入れています。

テレコム・カンボジアの上場に際しての主幹事を務めるのも韓国の大手証券会社の予定です。

続く

by ochorin

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