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モンゴルの現状  その 1

モンゴルの現状 その 1


何故モンゴルへの投資が激減したのか? 

オユトルゴイに纏わるモンゴル政府とリオ・ティントの間の綱引きはただならぬものがあります。オユトルゴイ事業の成功はモンゴル国の将来にとって大変重要なことです。それをわかってかリオはモンゴル政府の足下を見ている感があります。彼らのやり取りの行方はモンゴルへのFDIに大きな影響を与える事になります。そしてそれは、為替レート、経済に大きな影響を与える事になります。
この話をする前に、モンゴルのおかれている経済的な立場を説明したいと思います。

今年1Hの海外からモンゴルへの直接投資額は43%と激減しました。これは昨年モンゴルが外国からの投資規制を厳しくした事が大きな原因となっています。ここ数年モンゴルには豊かな資源がある事が分かり外国人の投資家や外国の資金が入ってきました。これは一般的にこの国に取っては大変良い事なのですが、そうで無い側面もあります。外国が自分たちの国の貴重な財産を奪って行くという危機感です。彼らが最も恐れているのは中国です。歴史的な背景もあるのでしょうが、一般的にモンゴルは中国を恐れていると同時に彼らの存在抜きでは生きて行く事ができません。モンゴルの中国からの輸入は全体の約4割を占め、中国への輸出は全体の9割もしめるのです。自給自足できないモンゴルは必要な物資を中国から輸入するしかないのです。もし、中国がモンゴルとの国境を閉鎖したならば、モンゴルにとっての経済的なダメージは計り知れません。実際中国は過去にモンゴルとの国境を閉鎖した事実があります。モンゴルの反応を見たかったのかもしれません。とても中国らしいですね。
中国もモンゴルの資源が必要なのですが、中国は海に面していますので他の国から必要な資源を輸入する事ができます。では、モンゴルの北にあるロシアはどうかというと、モンゴルが衛星国であったソビエト時代とは状況が大きく違います。輸入でこそロシアは全体の26%を占めるのですが,9割を中国が占めるなかロシアのシェアは高くありません。このような事実もあり、モンゴルは非常に微妙な立場におかれています。

2012年の事ですが,モンゴルは自国の戦略的アセットの外国企業による保有を規制する法律をつくりました。
きっかけはモンゴル南部に大規模の炭坑を保有しているサウスゴビ社の経営権を中国のチャルコ社が取得しようとしたためです。中国政府の意図に対抗してモンゴル政府はサウスゴビ社の保有する炭坑のライセンスを国家保安上の理由で停止したのです。これは明らかにモンゴル政府が中国によるモンゴルの資源資産の保有を恐れたためと言われていますが,モンゴル政府にしてみたら中国だからダメとはっきり言う訳にはいかなかったのでしょう。そこで外国の国営企業による所有は認めないという法律になってしまいました。
今まで企業が持っていた炭坑のライセンスを、モンゴル政府が無効にするという行動にでたのを海外企業はいやがりました。これでは自分たちの投資が保護されないという恐れで多くの資源関連の会社がモンゴルを去ったといいます。

これがモンゴルへの直接投資を大幅に減らす理由となり、自分たちの首を絞め始めたのです。

(以下続く)



by ochorin


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